中央本線のスイッチバック2006年07月26日 23:10

ここで言うスイッチバックとは、鉄道において、急勾配を登るためなどの目的で列車の進行方向を変えながら折り返し進むように敷かれている鉄道路線のことです。中央本線は山岳部を走る路線のため、かつてはスイッチバック施設が多くの駅に設けられていたそうです。現在では路線も整備され電車のパワーアップもあって、すでにその施設の役目は終わり姿を消しています。唯一生き残っているのが初狩駅の施設です。と言っても現役でスイッチバックとして使われている訳ではなく、引き上げ線上に採石場があり、そこでバラスト用の石を積載した貨物列車の入換作業を行なうために、 旧スイッチバック駅のあった平坦部分が使われていると言う事らしいです。道駅巡りの途中で通りかかったので見ておきましたが、その貨物の作業すらもう行われてないのではと思うような光景でした。