山陰線から因美線へ ― 2010年10月14日 21:00
午前4時きっかりに家を出る。さすがに外は真っ暗で星がよく見える。本日のスタート駅である米子駅までは車で行き、駅近くの駐車場に預けて4時半に駅に到着。鳥取発7時23分の因美線に間に合うためには米子発4時55分鳥取行きに乗らねばならない。さすがにこの時間は駅も閑散としている。改札はおろか窓口にも人がいない。これから乗る列車は米子始発なので早々に3番線に入線している。赤い塗装のディーゼルカー2両編成である。乗ってしまえば各駅停車ながら終点鳥取まで乗り換え無しで行ける。米子駅は山陰線の中心的な駅であり、往時は関西方面への特急や急行が頻繁に出入りしていた記憶があるが、今はどうしたことか西へ向かう列車は鳥取行きの普通列車がほそぼそと行くのみ。特急は伯備線で岡山へ行ってしまう。関西へは新幹線でというダイヤだ。
乗客は私以外に2人。ボックス席を陣取る。定刻で駅を出ると暗闇の中をがらがらの車内にエンジン音を響かせながら進んでいく。外を見ても漆黒の闇が広がるばかりで、いつの間にか睡魔に負けてしまう。
ふと気付くと空は白んできておりまもなく倉吉に着くようである。乗客は米子を出たときとあまり変わらず2〜3人。米子を出て1時間ほど経っていて6時前だが、時刻表によると倉吉発は6時23分になっている。倉吉駅に到着すると「20分停まります」とのアナウンス。何の時間調整かは分からない。持ってきたパンとジュースで朝食。何人か降りていったが、発車までに戻ってきた。前方の車両にはそこそこ乗客がいるようだ。ワンマンカーなので前の車両の方が降りるのに便利だからだろう。
倉吉から各駅で乗客を拾っていく。ほとんどが高校生、なぜか女子がほとんど。しかも今日は祭日なのにどう見ても通学スタイルである。私の前にすわった女学生は問題集を広げ真剣に数式に取り組んでいる。模試でもあるのであろうか、他の学生達も静かに書籍に目を落としている。
鳥取に着く頃には席はほぼ埋まっていた。
鳥取駅を発着する列車も米子に負けず寂しい限りであるが、駅舎は高架化され都会駅並みの構造になっている。そんな立派な高架式ホームに3両編成のディーゼルカーが停まっている。因美線智頭行きである。
これまた学生達を満載して発車。まあまあ需要があるんだなと思うまもなく3駅目の郡家駅でほとんど降りてしまった。すっかりからっぽになった3両編成は寂しく智頭に到着。
ここで津山行き乗り換え。さらに寂しく1両編成のワンマンディーゼルカーがぽつねんと待っていた。


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